ウォータージェット工法でアスベスト除去することのメリットや事例、対応事例の多い会社をご紹介します。
従来のブレーカによるアスベスト除去と比較して、振動衝撃が少なく、コンクリート内部にひび割れを残すことが少なく、鉄筋などを損傷することがありません。また処理面に適度な凹凸ができ、既設のコンクリートと良好な付着性能が得られます。
主に使用するのは水であり、しっかりと廃水処理をするので環境への負担が少ないです。また振動が少ないことから、騒音や粉塵の発生もより少なく、作業環境が改善され、周囲の環境にも優しい工法です。
アスベスト除去の事例を多く掲載しているウォータージェット工法対応の施工会社を、事例数の多い順に紹介します。事例が多いということは、それだけ受注経験がありリピーターもいるということ。経験値の多さ、スキルの高さ、現場にも慣れていることが伺えます。見積もりを依頼する際の参考にしてください。
掲載しているアスベスト除去の事例数:142件(2021年11月調査時点)
岐阜県 中央道飯田工事
2020年に岐阜県の中央道飯田で行った103,656Lの規模のコンクリート床版アスベスト除去工事です。アクアリム-バル工法を使うことで非常に効率よく補修を行うことができました。
岡山県 中国道津山管内橋梁はく落対策工事
平成30年度にアクアリムーバル工法を使い、61,991.8Lの施工を行いました。既設コンクリートと新設コンクリートの付着強度が、従来の工法に比べて2~3倍アップしました。
愛知県 名二環名古屋管内舗装補修工事
2020年に行ったウォータージェットでの補修工事で、46,452Lの規模がでしたが、超高圧水による非接触工法のため、無振動・低騒音で、ひび割れの心配もなく鉄筋の裏側までコンクリートを除去できました。
狭隘部対応ウォータージェットアスベスト除去工法などが国土交通省の新技術情報提供システムNETISに掲載され、表面処理用ノズルやアスベスト除去機 、車両一体型表面処理専用車両を特許申請中。またアスベスト除去処理性能試験領域Ⅰスーパークラブの合格者が1名、サイバージェットで3名、アクアビートルで14名在籍しており、技術力が強みです。
フタミにアスベスト除去工事の
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掲載しているアスベスト除去の事例数:71件(2021年11月調査時点)
北海道 野花南大橋補修外一連工事
野花南大橋は、芦別市で一級河川空知川を渡河し、1961年に供用された5径間単純鋼非合成鈑桁橋で、一般国道38号は道央と道東を結ぶ重要路線であり、規制をかけながらの現場条件の厳しい補修でした。
北海道 帯広管内コンクリート構造物補修工事
2019年、東日本高速道路株式会社の受注により道東自動車道で行われ、はく落防止対策工4,163㎡、断面修復工10,575Lの規模のウォータージェット工法によるアスベスト除去の施工でした。
北海道 平岸配水池場内設備工事
札幌市の4つの基幹配水池の1つで、市内最大の貯水量で、北区と東区全域をカバー。1池約70メートル×80メートル、5,600平方メートルの広さです。2017年札幌市水道局より受注しました。
1961年に渡邊清掃として創立し、1994年よりウォータージェット事業を開始。2013年にウォータージェット事業部を開設、2017年に会社として分離独立しました。超高圧ポンプを6台、4~10tの吸引車を6台のほかアクアブラスト、アクアセルローター、直射ガン、ロータリーも保有しています。
台数は2021年11月現在の数値。参考元:ウォーターリンク公式サイト「保有機器」https://www.water-link.co.jp
ウォーターリンクにアスベスト除去工事の
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※2021年11月調査時点で公式サイトに掲載している施工事例件数・年数を調査しました。
※久野製作所:掲載している業者のうち、はつり・剥離(塗膜除去)・削孔といった土木・建築分野の施工事例掲載数が最も多い会社として選出。
※米山製作所:掲載している業者のうち、ウォータージェット工法専門の切断加工受諾会社で施工事例の多い会社として選出。
※日進機工:掲載している業者のうち、プラントメンテナンスをメイン事業に挙げており、かつ経営年数の長い会社として選出。