ウォータージェットによるコンクリート設備の補修・補強を得意とする小池興業の導入マシン、施工事例、会社の特徴などを調査しました。
トンネル空洞充填
トンネル補修工事において、ウォータージェットによる表面処理を行い、発泡ウレタンを用いたトンネル空洞充填を行いました。
参照元:小池興業公式サイト「施工実績」(http://koike-ko.co.jp/Construction results.html)
マグネライン
ウォータージェットによる表面処理を行い、マグネラインによる橋脚補修工事を行いました。
参照元:小池興業公式サイト「施工実績」(http://koike-ko.co.jp/Construction results.html)
土木工事一般及びコンクリート補修・補強工事のプロとして40年以上活躍している小池興業では、高度経済成長期に建設された多くのコンクリート設備に対する補修・補強工事ニーズの高まりに対応するため、ウォータージェット工法を取り入れ積極的に活用しています。
と言うのも、ウォータージェット工法は単に作業効率が良いというだけでなく、対象物のみに作用して母材部分へのダメージを最小限に抑えることができること、また有毒ガスを発生させず振動や騒音も少ないために環境にも優しいことから、今の時代のニーズに適った優れた工法として注目されているからです。
この点を踏まえ、小池興業ではウォータージェット工法による施工を標準化する目的で、多くの専用マシンを導入しています。例えばノズルヘッドを高速回転させて超高圧水を噴射することのできる「回転ガン」は、洗浄や塗膜剥離、目荒らしといった表面処理に有効な機械。橋梁やトンネル、道路工事などで活躍しています。またカップ状のノズルヘッドを高速回転させて超高圧水を噴射させる「ハンドアクアプラスト・スピンジェット」は、カップ内でウォータージェット施工ができるマシンであるため、交通や人の往来のある場所での工事やタンク、水槽工事に適しています。
「安全第一」を基本理念とし、「迅速できれいな工事」をスローガンとしている小池興業では、クライアントの要望と信頼に応えることができるよう常に品質維持と技術の向上に努めています。
そのため従業員は、そのほとんどが有資格者。一級土木施工管理技士や一級建設機械施工技士などの国家資格やコンクリート診断士、下水道管理技士といった民間資格を有するプロのスタッフたちが、責任をもって施工にあたります。
会社の正式名 | 有限会社小池興業 |
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所在地 | 【本社】長野県下伊那郡高森町吉田412-6 ほか東京に事業部あり |
営業時間 | 記載なし |
設立年 | 1973年4月 |
建設業者許可 | 特定建設業 長野県知事許可(特−1)第14315号 |
事業内容 | 土木工事業、舗装工事、造園工事、上下水道工事、WJ(ウォータージェット)工事、橋梁補修・補強工事、トンネル・水路補修・補強工事、耐震工事、解体工事 |
加盟団体 | 記載なし |
電話番号 | 0265-35-6712 |
公式サイト | http://www.koike-ko.co.jp |
※2021年11月調査時点で公式サイトに掲載している施工事例件数・年数を調査しました。
※久野製作所:掲載している業者のうち、はつり・剥離(塗膜除去)・削孔といった土木・建築分野の施工事例掲載数が最も多い会社として選出。
※米山製作所:掲載している業者のうち、ウォータージェット工法専門の切断加工受諾会社で施工事例の多い会社として選出。
※日進機工:掲載している業者のうち、プラントメンテナンスをメイン事業に挙げており、かつ経営年数の長い会社として選出。